虫歯以外でしみる!?
おはようございます。長谷川歯科医院のコーディネーター、千葉です。
本格的に暑くなってきましたね☀
暑い時に頂く冷たいものって本当に美味しいですね。
キ~ンと冷えた飲み物、アイスをパクリッ! そしたら、歯の根元がキ~ンッ!!としみることってありませんか?
「しみる」=「虫歯」なんでしょうか・・・。
いいえ、虫歯でなくても歯がしみる事があります。
その一例が、無意識に行われている「歯ぎしり」や「食いしばり」です。
歯ぎしりや、食いしばりによって強い力が歯にかかり続けると、歯の表層のエナメル質に細かいヒビが入ります。
やがて、下の写真のようにヒビは広がり、エナメル質はポロポロと剥がれてしまいます。
ここを歯ブラシでゴシゴシと磨くと、摩擦によってエナメル質がさらに削れ、力が集中してかかる、歯の根元がくさび型に欠けてしまいます。
歯のエナメル質の下には、エナメル質に比べると柔らかく、酸に弱い象牙質があります。
その部分がむき出しになると、キ~ンと冷たいものがしみたり、ハブラシの毛先が当たるとチクチクしたり、汚れが溜まりやすくなり虫歯になってしまうこともあります。
歯がしみる原因は、虫歯以外にもあると聞いて驚かれる患者さまもいらっしゃいます。
歯がくさび型に削れていることを、ご自身で気づかれていないという場合も少なくありません。
定期的にお口の中の健康もチェックしてくださいね。